今朝の体重、65.0kg。
昨日が66.1kgやったから、一晩で-1.1kg。
何か特別なことしたか?というと、1.5万歩 歩いたのと、禁酒しただけ。
正直、ちょっとは出来過ぎな数字なので、水分の振れもあると思う。
でも、「歩いただけで本当にここまで効くんかな?」とずっと不思議だった疑問が、最近読んだ論文で腑に落ちたので、メモを残しておきたい。
キーワードは NEAT。
知らない人がほとんどやと思う、でもダイエットをやってる人ほど知っておくと得な概念です。
1. NEATって何?──ジム以外の動きが、ぜんぶカウントされる
NEAT(ニート、と読む)は Non-Exercise Activity Thermogenesis の略。
日本語で言うと「非運動性熱産生」。長いので NEAT で通します。
意味はシンプル。
- 運動以外のすべての身体活動による消費カロリー
- 歩く、立つ、家事、子どもを抱く、買い物、運転中の貧乏ゆすり、荷物を運ぶ……
- つまり、ジムでの運動を引いた、残り全部
この NEAT、研究者の間ではめちゃくちゃ重要視されています。
Mayo Clinic の James Levine 博士という人がいて、長年これを研究してる。
2. 1日2000kcal差。NEATで「太らない人」が決まる
Levine 博士の研究で、けっこう衝撃的な数字がある。
同じ体格・同じ食事量でも、人によってNEATは 1日 2000kcal も差がつくことがある。
2000kcal って、フルマラソン1回分です。
これだけの差が、「ジム以外の日常の動き」で出る。
つまり、よく言う「あの人は何食べても太らんのよ」っていうタイプは、たぶん体質が特別というより、無意識に動いてる量が圧倒的に多い。
立ち上がる回数が多い、よく歩く、家事を細かくやる、貧乏ゆすりまで含めて。
逆に「全然食べてないのに太る」と感じる人は、座ってる時間が長い、エレベーター使ってる、車移動中心、家でゴロゴロ。
本人は「動かないだけ」と思ってるけど、その「動かない」が 1日2000kcal の差 を作る。
3. ジムより、日常の1万歩のほうが効く(量的に)
ここがダイエット的にいちばん重要な話。
週3回ジムに通って、1回1時間しっかり運動したとする。
これでだいたい 週900kcal 前後の追加消費。
1日あたりに均すと、約130kcal。
一方、NEATが高い生活(よく歩く、座らない、家事をこまめにやる)だと、1日 +300〜500kcal 平気で稼げる。
これを毎日。365日。
つまり、ジム週3回 vs 日常NEAT高めの暮らし を1年で比べると、
NEAT高め生活のほうが、ずっと消費が大きい。
これが、「特別な運動してないのに痩せ型の人」の正体やったわけです。
4. シンパパの仕事は、NEAT稼ぎ放題やった
ここで自分の話に戻す。
運行管理の仕事って、座ってデスクワーク……みたいに思われがちやけど、実際は意外と動く。
- ドライバーの点呼・引き継ぎで立ち上がる
- 事務所と車庫を行ったり来たり
- 運行記録の確認で各車両に歩いて行く
- 急なトラブル対応で外へ出る
- 家に帰ってもシンパパは家事フル稼働、座る時間ほぼゼロ
これ、全部 NEAT。
狙ってないけど、日常で勝手に稼げてる。
昨日の1.5万歩も、別に「歩こうウォーキング!」って気合い入れたわけじゃない。
家事を細かくこなして、買い物に2回行って、夕方娘の用事で外に出て、家でも立ったり座ったりウロウロしてた、結果。
それで-1.1kg。
NEATの効きが、数字で出た日でした。
5. NEATを上げる、地味だけど効くコツ
「じゃあ、NEATをどうやって増やすか?」
論文と自分の体験から、効くと感じるやつだけ並べておきます。
- 座る時間を短く切る。30〜45分に1回は立つ。スマホはタイマーかけてもいい
- 家事を1つ余分にやる。洗濯物を畳むついでに、棚を1段拭く、みたいな上乗せ
- 1駅前で降りる、エレベーター使わない。よく言われる定番、ほんとに効く
- 買い物は分けて2回行く。1回でまとめるより、歩数稼げる
- ながら歩き。電話・耳学習・娘との会話、座ってやらずに立って歩きながら
派手なことは1個もない。
でも、これを1日積み上げると 追加300〜500kcal 余裕で稼げる、ってのが NEAT の話。
学び:「運動した日だけ痩せる」じゃなく「動く生活が痩せる」
自分はジムに行ってない。
ランニングもしてない。
でも、ここ2週間で 66.65kg → 65.0kg と、ちゃんと落ちた。
その理由を NEAT で説明できるな、と読んでて思った。
運行業務で動く、家でも動く、夜は飲まない(飲むと座る時間が伸びる)。
これが、地味に効いてる。
「運動した日だけ痩せる」っていう発想を、「動く生活が痩せる」に切り替える。
これだけで、ダイエットがだいぶ楽になる。
ジムに通えない、続かない、っていう人にこそ、NEAT の概念は刺さるはず。
家事も、買い物も、子育ても、ぜんぶダイエットの一部やったんやな、と気付ける話でした。
今夜もちゃんと動いて、ちゃんと寝よう。


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