【健康論文メモ #11】チートデイは効くのか?──「ご褒美ドカ食い」が逆効果になる科学

健康論文メモ

久しぶりの健康論文メモです。今日のテーマは「チートデイ」。

チートデイって、世間ではわりと“良いもの”“ご褒美の日”として扱われてますよね。「週1チートで代謝アップ!」みたいに。でも論文を見ると、ちょっと話が違いました。

僕も今ダイエットを仕切り直してるところなので、ほんまに効くんか気になって、論文ベースで調べてみました。結論から言うと…意外でした。

そもそもの理屈:「瘦せホルモン」レプチン

ダイエットでカロリーを減らし続けると、「レプチン」というホルモンが下がります。満腹を伝えるホルモンで、これが下がると食欲が増えて、代謝も落ちる。体が「飢餓やぞ」と省エネモードに入るわけです。

そこで「チートデイで一気に食べれば、レプチンが上がって代謝がリセットされる」——これがチートデイ理論の根っこです。

でも、論文を見ると…ほぼ効かない

ここが意外なとこでした。

  • レプチンは確かに上がります(ある研究で約30%)。でもダイエットに戻したら、すぐ元通り。1日では定着しません。
  • 代謝の上昇も、せいぜい1日100kcal未満。チートで食べた数百〜千kcalに、あっさり打ち消されます。
  • そもそも「チートデイで痩せやすくなる」をヒトで証明した研究は、ほとんど無いのが現状です。

つまり「代謝のためのチートデイ」は、残念ながら幻想に近い。

大事なのは「リフィード」と「チートデイ」の違い

ここを分けると、話がスッキリします。

  • リフィード=計画的に炭水化物を増やす日(量も内容も決める)。心理的な休憩になって、ダイエットを続けやすくする効果は期待できる。
  • チートデイ=無計画に、好きなだけ食べる日。これは過食とリバウンドの元。

同じ「食べる日」でも、計画的か無計画かで、効果は真逆になります。

いちばんの落とし穴は「心理」

実は、論文がいちばん警告してるのはここでした。

「チート(ズル)」という言葉自体に問題がある。「食べる=悪いことをした」という罪悪感を生み、食べ物を「良い/悪い」で白黒に分ける思考になる。そして「ガマン」と「ドカ食い」のサイクルが回り出す。これが過食を誘発し、摂食障害的な行動との関連も指摘されています。

まとめ:罪悪感の暴食やなく、計画的な楽しみを

  • 代謝のためのチートデイは、ほぼ意味なし
  • やるなら「ご褒美ドカ食い」やのうて「計画的なリフィード」。量も内容も決めて
  • 「チート=罪」の発想はやめる。たまに好きなものを食べるのは、ズルやない

誤解せんといてほしいんやけど、チートデイ自体が“悪”ってわけやないです。問題は、それが“甘えの口実”になった時。「今日はチートデイやから」が、暴飲暴食の引き金になりやすい。ここは知っておいた方がいい。

正直に言うと、僕がこの“わがままボディ”になったのも、その甘えの積み重ねです(笑)。「今日はええか」を何十回も繰り返した結果がこれ。だからこそ今は、罪悪感で食べるんやのうて、計画の中で楽しむ方に切り替えてます。

結局これも、根性やのうて“仕組み”の話やなと思います。

※この記事は、いくつかの論文・レビューをもとに、僕なりに噛み砕いたメモです。

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